人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日記メイン。雑感や管理人tokiwailm(常盤いるむ)の落書きや【ぴく悪】など。サイコ○トラー某は関係ありません。


by tokiwailm

王道の文明レベル(TL)。

まず有名作から考察してみます。

○ドラゴンクエスト
言わずと知れたエニックス(現スクエアエニックス)のRPGです。
王道の名に相応しく、この世界は代々「文明レベル(TL)3」を保っています。
たまに気球が出てきたりもしますが、これは限られた試作品と考えられるでしょう。
武器にも銃器はその影すらありません。
敵に「キラーマシーン」というロボット兵がいますが、これは古代文明の遺産、
という設定でこの文明のものではありません。

古きよき(?)剣の魔法の世界、それがドラゴンクエスト世界なのです。

○ファイナルファンタジー
それと比べて文明レベルにこだわらないのがこちらの作品シリーズです。
ⅠからⅤまでの場合、戦闘や装備は「TL3」(銃器なし)ですが、
他ではそれ以上のレベルの産物が頻出します。
例えば飛行船。初期の気球式の物はともかく、プロペラ推進式の物が登場します。
もちろん魔法的な力で浮いているのでしょうが、少なくともエンジンがあるわけで。
Ⅳ以降は軍が持っていても不思議ではない程度の産物のようです。
さらにホバークラフト、大砲を撃つ戦車。
いずれも限られた人による技術の産物ですが、発掘品といった唯一無二の存在
ではなく生産技術があるようです。

これらは少なくとも産業革命後の「TL5」、世界大戦時の「TL6」
の産物であると考えられます。
ガープスでもこのような分野別のTL不均衡は考えられるとして、
「戦争ばかり繰り返している世界は兵器に関してだけTLが高くなっているかもしれない」
と記しています。

ここから考えられるのは、ファイナルファンタジー世界が「争いの多い世界」であるか、
もしくは何らかの理由で交通がひどく不便な世界であるという事です。
街同士の距離が離れている、山が多い、など。
そのため人々は様々な移動手段の開発に力を入れたのかもしれません。

ファイナルファンタジーについてはⅥ以降の後半は別に記します。
by tokiwailm | 2005-04-15 21:45 | ゲーム関連