日記メイン。雑感や管理人tokiwailm(常盤いるむ)の落書きや【ぴく悪】など。サイコ○トラー某は関係ありません。


by tokiwailm

実在した竜騎兵。

著名RPG「ファイナルファンタジー」をはじめ、
様々な空想作品に見える「竜騎士」ですが、
なんと、似たような呼び名の兵種が実在したそうです。

いま図書館で「武器甲冑図鑑」という本を借りてます。
この本は古代から近代までの兵士の武装を豊富な図と文章で説明したもので、
資料的に大変興味深いです。
特にファンタジーな古代・中世だけでなく近代の装備は貴重ですし。

で、その本に「ドラグーン(竜騎兵)」という兵種が掲載されてます。
これは16世紀末フランスに発生し以後他国に広まったもので、
戦場まで馬によって移動し、戦場に着くと馬を下りて射撃などを行う、
というのがその基本形態。
機動力重視のためか装備は歩兵に類似し、軽装です。
名前の由来は元祖の部隊が竜の旗をつけていたからとも、
装備していた銃の名称からとも言われているとか。

後の時代にはあまり馬を下りなくなり騎兵としての性格が強くなったようですが、
「騎兵」と言いつつ装備や戦法は歩兵であり、
最大の武器は必要な場所に素早く駆けつける「機動力」なわけです。

ところで「ファイナルファンタジーの竜騎士はなぜ竜に乗らないのか。」
という問いは昔からなされていましたが、
「ゲーム上のシステムの問題」以外の答えが、
この実在した竜騎兵の運用形態から見えてきます。
彼らはあくまで機動力に優れた歩兵・戦士という位置づけなのです。
素早さを生かし、あるいはジャンプも使い、有利な位置に素早く移動して
敵軍を奇襲・かく乱する。
戦場に彼らがいれば、そういう扱われ方がふさわしいのではないかと。
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by tokiwailm | 2006-08-31 20:13 | 読書録