「インターネット書斎術」の感想。
2006年 12月 02日
・紀田順一郎 著、「インターネット書斎術」、ちくま新書、(2006)。
パソコンを導入する際注意すべき点、またインターネットの特徴と活用について、
著者の体験を交えた実例を挙げまとめたもの。
一般のパソコン書籍のようにハードやソフトの機能や便利点を挙げるのでなく、
パソコンの為の机上スペース確保、机や椅子の選び方など、
それ以前に初心者が陥りがちな問題について述べているのが独特。
また主題のインターネット関連でも、その長所、短所から活用法がいかなるものか、
についての著述が興味深いです。
他にもホームページに関する話題(現在の著者のHP:「紀田順一郎のIT書斎」)、
インターネット読書、またインターネットと日本における「検索」文化の対比、
と話題は多く、体験者から見ても参考すべき点は多いです。
何より、著者はプロフィールを見ても執筆当時60代後半。
通常は中高年と位置づけられIT化に対応しきれない世代とされがちであり、
それらの発達に批判的でさえある人もいますが、
この著者は自身で様々に活用し、かつこの本における的確な考察。
個人的にはそこに驚きました。
私も年をとるなら、このように新鮮な技術にも対応できる柔軟な人間になりたい、
とふと考えさせられました。
パソコンを導入する際注意すべき点、またインターネットの特徴と活用について、
著者の体験を交えた実例を挙げまとめたもの。
一般のパソコン書籍のようにハードやソフトの機能や便利点を挙げるのでなく、
パソコンの為の机上スペース確保、机や椅子の選び方など、
それ以前に初心者が陥りがちな問題について述べているのが独特。
また主題のインターネット関連でも、その長所、短所から活用法がいかなるものか、
についての著述が興味深いです。
他にもホームページに関する話題(現在の著者のHP:「紀田順一郎のIT書斎」)、
インターネット読書、またインターネットと日本における「検索」文化の対比、
と話題は多く、体験者から見ても参考すべき点は多いです。
何より、著者はプロフィールを見ても執筆当時60代後半。
通常は中高年と位置づけられIT化に対応しきれない世代とされがちであり、
それらの発達に批判的でさえある人もいますが、
この著者は自身で様々に活用し、かつこの本における的確な考察。
個人的にはそこに驚きました。
私も年をとるなら、このように新鮮な技術にも対応できる柔軟な人間になりたい、
とふと考えさせられました。
by tokiwailm
| 2006-12-02 14:59
| 読書録