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日記メイン。雑感や管理人tokiwailm(常盤いるむ)の落書きや【ぴく悪】など。サイコ○トラー某は関係ありません。


by tokiwailm

忍んでない忍者。

久しぶりに「天誅 忍凱旋」をデバックモード(※)なしで普通にやってみたら、
発覚しまくった上ににまくりでした。
敵の配置とかとっくに忘れてるは、ボスは思ったより強いわ、穴に落ちるは。
でも普通にプレイするつもりがつい忍具とかで敵をからかってみたり、
相打ちを狙ってみたりしてみたくなります。

真剣プレイの本編のみでも十分良作なゲームですが、
やはり色々な忍具、そしてなぜか豊富に存在する裏技、バグ技を利用した
お遊びがこのゲームの真の肝です。
「メタルギアソリッド」も隠れるゲームと言いつつ、そういう本来の目的でない、
敵や仕掛けに対する「からかい」・「いたずら」が面白い作品でした。
私は以前から「自由度の高いゲームが好きだ」と言っていますが、
その「自由度」の中にはこういう要素が含まれているか、という部分が大きいです。

話は外れますが、シリーズもののゲームでは新しくなるほど完成度は高くなりますが、
こういう意味での「自由度」は減っていく傾向にありますね。
実はメタルギアソリッドもそうでして、2で敵や仕掛けの演出が豊富になった反面、
敵も頭が良くなってあまりイタズラしにくくなったかもです。
ステルス迷彩も敵に接触すると解除される仕様になってますし。
(一作目では敵に接触しようが、殴ろうが投げ飛ばそうが解除されず、
 随分趣味の悪い遊びをしたものです)
完成度の高いゲームはそれはそれで鑑賞に値するのですが、
どこか微妙に抜けていて「」のあるゲームのほうが実は好きな私です。

※:シリーズ中で同作品のみに搭載されている驚天動地の裏技。
  通常のゲームではコードやツールを使わないと出来ないようなシステム操作が
  通常のソフト(とコントローラー)のみで行えるというもの。
  これによってもたらされた多くの裏技・珍現象は当時話題となりました。
by tokiwailm | 2006-12-14 20:41 | ゲーム関連