バカの壁。
2007年 02月 26日
先週とあるベストセラー作家(タイトルで自明と思われます)の講演を聴きました。
なぜ当日書かない?というツッコミは置いておき。
社会人向けの展示会中だけに、結構難解なものでポイントがよく理解できませんでしたが、
その中の項目の一つ、「人はそれぞれが現実を決めている」という話で、
興味深い話題がありました。
その作家先生は以前、ある数学者に次の質問をしたそうです。
「数学は現実ですか?」
素人目にみれば日常からかけ離れた数字のみからなる世界。
学問だからといってもとうてい現実とは思えない、というわけです。
ところがその数学者はあっさりこう答えたそうです。
「はい、現実です。」
作家先生は『だから数学という世界でやっていけるのだな』と感じたとか。
私はここから更に何を感じたかというと、数学以外の分野でも、
例えば芸術の世界でもこういう事はあるのでは、ということです。
素晴らしい作品を生み出す人はその脳味噌の中に、何か確固とした第二の「現実」、
みたいなものが出来上がっているのではと。
先日獣同人誌、「DoggyBag」などを購入してみました。
理由はイラスト・漫画としての魅力はもちろんですが、先ほど述べたもの、
執筆されている獣描きの方々がケモノにどういう「世界」を見ているのか、
が気になったためでもあります。
読んだ結果、やはりネットのイラストだけでは分からない個々の「世界」
を感じることができ、大変楽しめました。
中にはまさに「個人個人の見る世界」を取り扱った話があり少々驚きましたが。
空想と現実を混同している、というと聞こえは悪いですが、
私は創作作品の一つの魅力は個々の世界を感じる、という点にあるのではと思います。
なぜ当日書かない?というツッコミは置いておき。
社会人向けの展示会中だけに、結構難解なものでポイントがよく理解できませんでしたが、
その中の項目の一つ、「人はそれぞれが現実を決めている」という話で、
興味深い話題がありました。
その作家先生は以前、ある数学者に次の質問をしたそうです。
「数学は現実ですか?」
素人目にみれば日常からかけ離れた数字のみからなる世界。
学問だからといってもとうてい現実とは思えない、というわけです。
ところがその数学者はあっさりこう答えたそうです。
「はい、現実です。」
作家先生は『だから数学という世界でやっていけるのだな』と感じたとか。
私はここから更に何を感じたかというと、数学以外の分野でも、
例えば芸術の世界でもこういう事はあるのでは、ということです。
素晴らしい作品を生み出す人はその脳味噌の中に、何か確固とした第二の「現実」、
みたいなものが出来上がっているのではと。
先日獣同人誌、「DoggyBag」などを購入してみました。
理由はイラスト・漫画としての魅力はもちろんですが、先ほど述べたもの、
執筆されている獣描きの方々がケモノにどういう「世界」を見ているのか、
が気になったためでもあります。
読んだ結果、やはりネットのイラストだけでは分からない個々の「世界」
を感じることができ、大変楽しめました。
中にはまさに「個人個人の見る世界」を取り扱った話があり少々驚きましたが。
空想と現実を混同している、というと聞こえは悪いですが、
私は創作作品の一つの魅力は個々の世界を感じる、という点にあるのではと思います。
by tokiwailm
| 2007-02-26 20:48
| その他雑記・絵