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日記メイン。雑感や管理人tokiwailm(常盤いるむ)の落書きや【ぴく悪】など。サイコ○トラー某は関係ありません。


by tokiwailm

汎用TRPGガープスの世界。

TRPG(テーブルトークRPG)のシステムの一つに「ガープス」があります。
ルールは少々(かなり)ややこしいのですが、基本を押さえてしまえば
様々な世界に適用できる、というのが特徴となっています。

例えばRPGの王道、剣と魔法の中世から、魔法のない現代社会でも、
さらに宇宙船とビームの飛び交うSF世界でも、同じルールで遊べます。
その助けとなる追加サプリメントも数多くあり、その中には
ケモノキャラの使える(?)「ガープス妖魔夜行」などもあります。

さて、「ガープス」はその汎用性から既存の作品世界にも(時には強引に)
当てはめ遊ぶ事が出来ます。
(実際、ネット上では様々な版権作品、創作作品への適用の試みが見られます。)
そういった事を行う際、「このアイテムは存在するか」という目安として
「文明レベル(TL)」というルールが存在します。
例えば通常の剣と魔法の世界、「文明レベル3」では、鋼鉄の武器は存在しますが、
銃器は存在しません。あったとしても試作品です。
また印刷術はなく、郵便システムもありません。
(だから昔のRPGではよく主人公が郵便役をやらされるわけです)
帆船はありますが、空を飛ぶ乗り物は気球も含め、ありません。
物を動かす動力は人力か畜力ぐらいです。
医学も薬草や初歩的な薬品、切断術、補綴術のみです。

ちなみに私たちの暮らす現代は「文明レベル8の早期」とされています。
(ゲームが作られた1980年代では現代=「文明レベル7の晩期」とされ、
「2000~2050の近未来が文明レベル8」と定義されていました。
時が経つのは早いものです)

ところで「剣と魔法の世界は文明レベル3」はガープスではある程度常識でもあります。
文明レベル4になると銃が発明され、魔法はともかく剣の時代は終焉を迎えるからです。
様々な物語や英雄譚もこの時代のものです。
しかし最近ではこの法則も崩れつつあるようです。
このカテゴリではそれについて様々な作品を例に取り書いてみようかと思います。
by tokiwailm | 2005-04-14 22:15 | ゲーム関連