蒼天航路
2006年 06月 25日
はまってます。
図書館で少しづつ借りつつ読んでます(ぉぃ)が、独特の魅力がありますね。
悪役とされがちな曹操(最近では評価が見直されつつありますが)を主人公に据え、
適度にオリジナリティを加えた数々のエピソードで魅力のある人物に描きつつも、
今まで描かれてきた悪役的な面も包み隠さず表現するというコンセプト。
主人公曹操以外に対しても手抜きのない、印象の強いキャラクター付け。
これらの点が三国志についてある程度知っている三国志ファンに対しても、
「このエピソード・人物をどう描くか?」と期待を持たせる要因となっている、
と言えるでしょう。
また猛将の活躍もダイナミックな描写で描きながら、
結局歴史の勝者を決めたのは「力」でなく、精神面も含めた「知」であった、
というメッセージも読み取れる、と私は思います。
武将としてどう人を動かし、束ね、従えたか。
個人として何を考え、何を求めて、どう行動したか。
物語の重要なキーポイントはいずれも、ここから発生するのです。
そういった意味から「今までと違う三国志が見たい」という三国志ファンだけでなく、
力や奇跡のみを頼りとする単純なヒーロー像に飽きた、という方にもお薦めです。
図書館で少しづつ借りつつ読んでます(ぉぃ)が、独特の魅力がありますね。
悪役とされがちな曹操(最近では評価が見直されつつありますが)を主人公に据え、
適度にオリジナリティを加えた数々のエピソードで魅力のある人物に描きつつも、
今まで描かれてきた悪役的な面も包み隠さず表現するというコンセプト。
主人公曹操以外に対しても手抜きのない、印象の強いキャラクター付け。
これらの点が三国志についてある程度知っている三国志ファンに対しても、
「このエピソード・人物をどう描くか?」と期待を持たせる要因となっている、
と言えるでしょう。
また猛将の活躍もダイナミックな描写で描きながら、
結局歴史の勝者を決めたのは「力」でなく、精神面も含めた「知」であった、
というメッセージも読み取れる、と私は思います。
武将としてどう人を動かし、束ね、従えたか。
個人として何を考え、何を求めて、どう行動したか。
物語の重要なキーポイントはいずれも、ここから発生するのです。
そういった意味から「今までと違う三国志が見たい」という三国志ファンだけでなく、
力や奇跡のみを頼りとする単純なヒーロー像に飽きた、という方にもお薦めです。
by tokiwailm
| 2006-06-25 17:47
| アニメ・漫画関連