日記メイン。雑感や管理人tokiwailm(常盤いるむ)の落書きや【ぴく悪】など。サイコ○トラー某は関係ありません。


by tokiwailm

バカの壁。

先週とあるベストセラー作家(タイトルで自明と思われます)の講演を聴きました。
なぜ当日書かない?というツッコミは置いておき。
社会人向けの展示会中だけに、結構難解なものでポイントがよく理解できませんでしたが、
その中の項目の一つ、「人はそれぞれが現実を決めている」という話で、
興味深い話題がありました。

その作家先生は以前、ある数学者に次の質問をしたそうです。
「数学は現実ですか?」
素人目にみれば日常からかけ離れた数字のみからなる世界。
学問だからといってもとうてい現実とは思えない、というわけです。
ところがその数学者はあっさりこう答えたそうです。
「はい、現実です。」
作家先生は『だから数学という世界でやっていけるのだな』と感じたとか。

私はここから更に何を感じたかというと、数学以外の分野でも、
例えば芸術の世界でもこういう事はあるのでは、ということです。
素晴らしい作品を生み出す人はその脳味噌の中に、何か確固とした第二の「現実」
みたいなものが出来上がっているのではと。

先日獣同人誌、「DoggyBag」などを購入してみました。
理由はイラスト・漫画としての魅力はもちろんですが、先ほど述べたもの、
執筆されている獣描きの方々がケモノにどういう「世界」を見ているのか
が気になったためでもあります。
読んだ結果、やはりネットのイラストだけでは分からない個々の「世界」
を感じることができ、大変楽しめました。
中にはまさに「個人個人の見る世界」を取り扱った話があり少々驚きましたが。

空想と現実を混同している、というと聞こえは悪いですが、
私は創作作品の一つの魅力は個々の世界を感じる、という点にあるのではと思います。
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by tokiwailm | 2007-02-26 20:48 | その他雑記・絵